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2007.07.14 (Sat)

きょうという一日

●私たちは、毎日生きています。
誰かの人生を生きているわけではないのです。

自分の人生を生きているのです。きょうの一日は、あってもなくてもいいという一日ではないのです。もしも、私たちの命が明日終わるものだったら、きょうという一日がどんなに貴重かわからない。
                『なくてはならないもの』


  今日は、一度しかない時間です。
  今日は、二度と戻ってこない時間です。

  もし、私たちの人生に今日しか残されていないとわかっていれば、
  いったいどんな生き方をするのでしょうか。


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2007.07.13 (Fri)

愛とは、なすべきことをなす意志なのです

● 愛とは、なすべきことをなす意志なのです。
  情に流されるのが愛だとまちがわないでほしいのです。

                    『小さな郵便車』


  愛は感情ではなく、意志です。
  人を幸せにしたいという意志をともなった行動だと思います。


小さな郵便車 小さな郵便車
三浦 綾子 (1991/01)
角川書店

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2007.07.12 (Thu)

一言の言葉は五秒とかからぬものだ。

●ちょっとした一言を言うか、言わぬかが、その人、その家の幸、不幸の岐れ路になることが案外多い。一言の言葉は五秒とかからぬものだ。口には税金はかからない。お互い、言うべきときに言える素直さと、謙遜さを与えられたいものである。

                    『愛すること信ずること』


人を幸いに導く一言とは、どんな言葉なのでしょう。

人を思いやる言葉、

自分の過失を認める言葉

謝罪の言葉

感謝の言葉

たった一言ですが、いつまでも胸に残る言葉

愛すること信ずること 愛すること信ずること
三浦 綾子 (2004/02)
講談社

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2007.07.11 (Wed)

静かに話し合うという忍耐心

●あなたの気持ちはわかります、と言えば、わかるものか、とあなたは怒鳴る、
 わからないと言えば、どうしてわからないのか、と怒鳴る。

 どちらも甘えです。静かに話し合うという忍耐心が私たちには必要なのです。

                     『ナナカマドの街から』


  
話しても、わかってもらえないかもしれない。
  
でも、話す努力をしなければわかってもらえないのです。


話し合っても、わかり合えないかもしれない。
  
でも、話し合う努力をしなければわかり合えないのです。

ナナカマドの街から ナナカマドの街から
三浦 綾子 (1989/01)
角川書店

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2007.07.10 (Tue)

「ごめんなさい」

●ほんとうに自分の行為に責任をもつことができる人だけが、
 心から「ごめんなさい」と言えるのではないだろうか。
 「ごめんなさいね」
 なんと美しく、謙虚で、すなおなことばだろう。

                    『遺された言葉』
 

 「ごめんなさい」と言えば、
 それですむわけではないかもしれません。

 でも、「ごめんなさい」と言わないばかりに、
 問題がこじれて大きくなることがあります。
 
 そうわかっていても、
 自分の非を認めることは難しいことです。

 ましてやそれを人に告げて、謝るのはもっと難しい。 

「ごめんなさい」と言うには、
 謙虚さ、潔さ、ときに勇気がいるのです。
 
遺された言葉 遺された言葉
三浦 綾子 (2003/11)
講談社

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2007.07.09 (Mon)

言葉を交わすことによって

●言葉を交わすことによって私たちは、勇気づけられ、
 慰められ、喜びを与えられます。
 と、同時に、人を傷つけ、見下すという愚かな過失も犯します。
 言葉は人間の運命をも変えるほど大きなものです。

                     『藍色の便箋』
 

 あの人は自分を悪く思っているのではないか
 という誤解も、
 たった一言で解けることがあります。

 「おはようございます」
 「おはようございます」
 
 ほんの一言、挨拶を交わすだけで、
 人間関係が変わることがあります。

藍色の便箋―悩めるあなたへの手紙 藍色の便箋―悩めるあなたへの手紙
三浦 綾子 (1999/07)
小学館

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2007.07.08 (Sun)

どんな生き方の医者になりたいとか

●少なくとも、人間たる者は、医者になるとか、
政治家になるとかいう目標よりも、
どんな生き方の医者になりたいとか、
どんな生きかたの政治家になりたいかを問題にすべきではないだろうか。

     『孤独のとなり』

問題として考えてみたいことは他にもあります。

自分がどんな地位にあるかよりも、今日どんな生きかたをしているか。

お金をどれだけもっているかよりも、どのように使っているか。

どんな力をもっているかよりも、誰のために役立ているのか。

孤独のとなり 孤独のとなり
三浦 綾子 (1983/01)
角川書店

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2007.07.08 (Sun)

胸にたくさん蓄えておかねばならない

●長い間その人を慰め、励まし、絶望から立ち上がらせる言葉を、
 胸にたくさん蓄えておかねばならない。

 一生涯使っても使い切れぬほどたくさんに。

                 『忘れえぬ言葉』
 

言葉は、心の薬にも栄養にもなります。

 人は言葉によって力を与えられます。

 人を勇気づける言葉を蓄積していくことは、
 まわりの人のためにもなり、自分のためにもなります。
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2007.07.07 (Sat)

相手の一言によって

●人間は弱い者である。
 
 たとえ幾多の才があっても、大きな意欲があっても、
 「ダメな奴」と言われればたちまちしぼんでしまう。
 
 逆に、才がなくても気力がなくても、
 相手の一言によって生きる力を与えられる
       
                  『忘れえぬ言葉』

教育の現場において、家庭ににおいて、また広く社会において、
この言葉は現実化しているように思います。

「お前はダメだ」という評価は、
その人の才能の芽を摘んでしまいます。

逆に、人の才能を芽ばえさせ、
育て、花咲かせる言葉があるのではないでしょう。

「この世にダメな人間などひとりもいない」

教育者、親、上司が心しておきたい言葉です。


忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から 忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から
三浦 綾子 (1999/12)
小学館

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2007.07.06 (Fri)

あなたは、わたしにとって、なくてはならない存在なのだ

●何十億の人に、かけがえのない存在だと言ってもらわなくてもいいのだ。
それはたった一人からでいい。
「あなたは、わたしにとって、なくてはならない存在なのだ」
と言われたら、もうそれだけで喜んで生きていけるのではないだろうか。              
          『三浦綾子 文学アルバム』(主婦の友社)
         

三浦綾子さんは、日本が戦争に負けたことがきっかけで、これまで教師として子どもたちに教えてきたことにむなしさを感じます。
そして、人も自分も信じられなくなり、自殺までしようとします。

しかし幼なじみの前川正さんのおかげで、ようやく、信じられる存在に出会えます。

ところが、まもなく、最愛の人、前川さんは病死。
悲しみの底に突き落された綾子さんは、肺結核とともにおこった脊椎カリエスのため、ベッドの上でギブスにくるまれて身動きできず、ただ泣くことしか許されないありさまでした。

1年後、生前の前川青年とそっくりの三浦光世さんが不思議なことに彼女の病室に現れます。

「神様、この人のために自分の命を捧げてもかまいません。
 ですから、この人を治してください。」と祈った三浦光世さん。

「あなたは、わたしにとって、なくてはならない存在なのだ」というメッセージを綾子さんは、前川さんや光世さんを通して神様からいただいたのです。

13年間の闘病生活を終え、綾子さんと光世さんは結ばれます。
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