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2006.11.23 (Thu)

たとえ死の病に冒され苦痛にあえぎながらも

たとえ死の病に冒され苦痛にあえぎながらも、
さわやかな季節の風を感じて感謝する人、

ほんのひとくちでも家族とともに同じ食事を味わえることに
満足の笑みを浮かべる人、

そうした患者さんに出会うたびに、
この方はなんと喜びの感度が高いことかと私は感嘆します

         日野原重明著『私の幸福論』(大和書房)



喜びの感度が高い人は、辛い状況であっても、
そこに喜びを見出します。

もちろん苦しみや痛みのなかに、
喜びがあるのではありません。

けれども、
苦しみや痛みを通して見えてくるものがあります。
苦しみや痛みを味わうことで気づくことがあります。

当たり前のように受けとめていた自然の営み。
当たり前ように受けとめていた人の思いやり。
当たり前ように受けとめていた自分の命。

それらが決して当たり前ではなく、
自分へのさりげないプレゼントだったと気づくとき、
人は喜びを感じることができるものです。


私の幸福論―「しあわせ」を感じる生き方 私の幸福論―「しあわせ」を感じる生き方
日野原 重明 (2005/10)
大和書房

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